振り返り②第二の親・祖父母
両親は当時としては珍しい共働きで、母は産後1ヶ月ほどで姉や私を祖父母に預け、復職したようです。父方の祖父母宅から保育園へ送ってもらい、週末は必ず母方の祖父母宅へ泊まるという習慣があり、祖父母にものすごくお世話になりました。
両親は漫画やテレビを与えてくれませんでしたが、祖父母は私を非常にかわいがり、お菓子や漫画、雑誌などを過剰に与えてくれました。(そのせいで当時は顔が真ん丸。今でも、つい習慣でチョコレートが食べたくなり困っています。小さい頃の食習慣は成人になっても影響を及ぼすので、自分は娘に対して市販のお菓子を極力与えないようにしたいです・・)
※このような環境で甘やかされて育ったため、私は誤ったパラダイム(物の見方、思い込み)を持ってしまったと思います。(しかし、同じ境遇で育った姉は私と性格が違います。したがって、同じ出来事をどう解釈するかが重要なようです)
先生によると、
「現実が生きづらい人は、愛の定義が間違っている。
愛の定義=愛しているなら、○○すべきでしょ!○○して当然!という思い込み。」
私の愛の定義
- 愛しているなら、何でも言う事を聞いてくれるべき!
- 愛しているなら、構ってよ!
- 愛しているなら、否定しないで!すべて受け入れて!
(まだまだありますが・・)
でした。
自分がこんな思考を握りしめている事すら気づかないくらい、ナチュラルに思い込んでいました。これらの思い込みが怖いのは、相手だけでなく、自分に対しても同じルールが適用される所です。
つまり、
- (他人に対し)何でも言う事を聞かないと嫌われる!→疲れる・・
- (他人に対し)いちいち、どんな小さなことでも反応して(構って)あげないと傷つけてしまう!→面倒・・
- (他人に対し)どんな発言も受け入れないと、相手が不快に思うに違いない!→ストレス・・
と脳が判断し、コミュニケーションを取るたびに疲れてしまいます。これは先生に指摘され、図星だったので驚きました。