産前産後うつ、モラハラから仲良し夫婦へ

喧嘩ばかりで「夫がおかしい!離婚したい!」と被害者意識満載だった私が、心理学を学んで現実が変わりました。同じように苦しむ方の参考になると嬉しいです

子ども③妊娠中

2018年10月、不妊治療(クロミッド+タイミング法)で運よく1回で妊娠できた私。

妊娠が予想外に早かった&夫(当時は彼氏)と同棲して以降は揉め事が多かったので、後戻りできない現実に恐怖を感じました。

 

「喧嘩の絶えない夫と、子どもを上手に育てていく自信がない」

「私を大切にしてくれない夫の子どもを、なぜ私が10か月も培養しないといけないんだ」

「どんな子どもが生まれるか分からない。怖い。ハンデがあって私が仕事を続けられなかったらおしまいだ」

 

※相変わらず「悲劇のヒロインになって注目されたい!」という潜在意識のせいで、そのような幸せになれない方向へ思考が突っ走り、嫌な現実を創っていました。

 

当時は7月と9月に祖父母を相次いで亡くした事や、仕事のストレスも重なった事で、体調は最悪でした。

 

顔に広範囲の吹き出物が出る、まつ毛が抜ける、肌の乾燥が悪化しヒートテックが着られなくなるなど初めての症状が続出。常に体がむくんでいる気がするし声も出づらい、気持ち悪い、そのストレスから気を紛らわせるためについ飲食してしまい、自己嫌悪・・。インスタなどで幸せそうな妊婦の投稿を見ては自分と比べ、いちいち嘆いていました。

 

※年明けにフォトウェディングのみ実施したのですが、肌荒れや体重増加で思うような写真が撮れず、正直、胎児を恨みました。また、義父母は撮影に参加してくれたものの両親は不参加で、「いやいや、普通、母だけでも来るでしょ。やっぱり、うちの親はオカシイ!私のために動いてくれない!私かわいそう!」という思いを強化させていた時期でした。

 

そうやって常に不機嫌で悲観的な私に疲れたのか、夫の態度も冷たいと感じていました。毎朝地下鉄まで一緒に歩いて通勤していましたが、ある日私は体調が悪く、出かける前もグッタリしていました。しかし夫は心配もせず「早くして」と言い放ち、私より前をスタスタ歩いて行きます。

 

当時は

「嘘でしょ?あんたが子どもを欲しいって言ったから、私は協力したんじゃん。あんたと子どものせいでこんなに苦しいのに、なんで思いやりを持てないの?やっぱりこいつは普通じゃない。発達障害なんだ・・見抜けなかった私は馬鹿だ」

と、とにかく

「夫が悪い!私は正しい!具合が悪いんだから仕方ないだろ!気を使えよ!!」という思いでいっぱいでした。

 

しかし、私が逆の立場なら、常に自分を見下してきて、不機嫌で、気分の波が大きい人に対し、いつまでも優しく対応はできないでしょう。また、当時は夫も同棲による環境の変化に加え、仕事上のストレスもかなり強い時期でした(彼曰く、癖のある上司から嫌われ、勤務地を遠い工場へ変更された?)。

 

私も環境の激変や家族の不幸が続いてとても辛かったのは事実ですが、夫も同じく、しんどい思いを抱えながら日々何とか生活していたのだと思います。